あぶない契約書

「別途協議」が多くてあぶない|ホントに揉めたら冷静に協議なんてできないよ

「別途協議」条項は一見便利ですが、実質的には何も決まっておらず、問題を先送りするだけなので大きなリスクを残します。交渉力の弱い側にとっては“完全敗北を避けるための引き分け戦術”として価値がある一方、紛争時に冷静な協議ができる保証はありません。本来は条項内容を詰め切ることが最善であり、別途協議に逃げる場合でも、そのリスクと限界を理解したうえで使う必要があります。
あぶない契約書

契約期間の決め方が不適当であぶない|適当に決めると後悔するかも…

契約期間を安易に長く設定すると、独占・価格固定・数量義務などの条項が足かせとなり、事業の自由度を大きく失う危険があります。市場変動や当事者関係の悪化も想定し、「蜜月は続かない」前提で期間と条項のバランスを慎重に検討する必要があります。契約期間はビジネス戦略とリスクを踏まえて“思いを込めて決める”ことが、後悔しない契約の第一歩になります。
あぶない契約書

契約相手が曖昧であぶない|相手方がわからなくなるってありえなさそうですがあるんです。

契約相手が曖昧なまま契約すると、誰が義務を負うのか不明になり、期待した履行や責任追及ができなくなる危険があります。親子会社・個人契約・M&Aなどのケースでは、当事者がすり替わるリスクが特に高く注意が必要です。契約書の前文・押印・通知書類を丁寧に確認し、必要に応じて再締結や社印の要求を行うことが安全策になります。
契約書の基礎

契約の電子化について_すぎやんの考え

電子契約とは、電子署名の技術を行い、オンライン上で契約を締結する方法です。適切な電子署名が付された契約は紙の契約書と同等の法的効力を持ちます。印紙税が不要になる、締結が早い、保管が容易などのメリットがある一方、取引先の同意やシステム選定には注意が必要です。本記事では、電子契約に関するすぎやんの私見を述べます。
契約書の基礎

契約書の印紙税を分かりやすく解説|課税文書の判断基準と実務ポイント

契約書に印紙が必要かどうかは、文書の内容が 印紙税法の「課税文書」に該当するかで判断します。請負契約書など、金銭の授受を伴う契約は課税対象になることが多い一方、覚書や委任契約などは不要なケースもあります。印紙を貼る場合は、契約書1通ごとに貼付し、消印することが必要です。本記事では、印紙税が必要な契約書・不要な契約書の判断基準と、実務で押さえるべきポイントを整理します
契約書の基礎

契約書はどう製本する?袋とじ・契印の実務ポイントと注意点

契約書は、ページの差し替えや抜き取りを防ぐために、製本(袋とじ)と契印を行うのが実務の基本です。製本は短冊を使う方法と製本テープを使う方法があり、いずれもページが一体化していることが重要です。契印は、複数ページにわたる契約書が「連続した一つの文書」であることを示すために押す印鑑で、抜き取り防止の役割を果たします。本記事では、契約書の製本方法、契印の押し方、注意点を分かりやすく解説します。
契約書の基礎

契約の当事者が変更されるときの注意点(事業譲渡、会社分割、合併、商号変更等)

契約の当事者を途中で変更することは可能ですが、相手方の承諾が必須であり、勝手に交代させることはできません。これは「契約上の地位の移転」と呼ばれ、権利だけでなく義務も含めて引き継ぐため、書面で明確に合意しておく必要があります。実務では、当事者全員が署名押印した 地位移転合意書(当事者変更合意書) を作成するのが一般的です。本記事では、事業譲渡、会社分割、合併、商号変更等、当事者交代のケース毎に必要な手続き、注意点を整理します。
契約書の基礎

契約書の締結欄(署名欄・捺印欄)の正しい作成方法

契約書の締結欄(署名欄・捺印欄)は、契約の当事者が誰であるかを明確にし、合意の証拠として最も重要な部分です。記名押印と署名のどちらを採用するか、会社名・所在地・役職・氏名など、必要な項目を正確に記載することが基本となります。締結欄の形式はほぼ定型化されていますが、相手方の情報を記載する際は誤字や表記ゆれに特に注意が必要です。本記事では、契約書の締結欄の作り方と、実務で押さえるべきポイントを整理します。
契約書の基礎

契約書の内容を変更したいときの正しい手続き|覚書・変更契約書の実務ポイント

契約内容は、当事者双方が合意すれば後から変更できますが、口頭の合意だけでは後のトラブルにつながりやすく危険です。実務では、変更点を明確にした 覚書(変更契約書) を作成し、元の契約との関係を整理することが重要です。どの条文をどう変更するのかを特定し、双方が署名押印することで、変更内容が法的に有効になります。本記事では、契約内容を変更するときの基本手順と注意点を解説します。
契約書の基礎

契約書を修正したいときの正しい手続き|一度作成した契約書の修正方法

契約書に誤字や数字の間違いがあると解釈上の問題が生じる可能性が出てくるので、修正する必要があります。この場合、二重線・訂正印・追記方法など、形式に沿って正しく修正します。本記事では、契約書の「修正」と「変更」の違いと、誤記を安全に直すための基本ポイントを整理します。